『食べて、祈って、恋をして』

正直、私は、エイジストではない。

でも、やはり映画と舞台の違いは、「いかに観客にその世界を信じ込ませるか」にあると思う。舞台で、4０才の人が１５才の役をやるのは、アリだとしても、映画ではそんなことしたら拍子抜けだ。

３０代の、人生に迷う女性役には、３０代の人を、３０代と信じられる人を起用して欲しいのである。

相手役の人が１０才ぐらい若いから、若いのが好みの人なのかと思ったり、すっごく混乱するし、無理がある。

ということで、３０代の悩みを持つ４０代のジュリアロバーツには、全然感情移入できなかったのである。

それにしても１４０分は長過ぎた...。



監督 ライアン・マーフィー
脚本 ライアン・マーフィー
ジェニファー・ソールト
原作 エリザベス・ギルバート
製作 デデ・ガードナー
製作総指揮 ブラッド・ピット
スタン・ヴロドコウスキー
ジェレミー・クライナー
音楽 ダリオ・マリアネッリ
撮影 ロバート・リチャードソン
編集 ブラッドリー・ビューカー
製作会社 プランBエンターテインメント