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2012年01月24日

『エンディングノート』

先日久々に桜坂劇場にいってきた。

映画『エンディングノート』を観に。

母と二人でいくつもりが、父もついてきた(笑)。




感想は...。



ホームビデオが映画になった。


良くも悪くも、そんな印象を受けた。

そんな、この映画のいいところを、すごくよく表しているレビューを見つけたのでご覧頂きたい。

http://funeralservice.livedoor.biz/archives/1641654.html


実をいうと、同じ映画製作者としては、この映画を両手をあげて、褒める事はできない。

「フィクション」とも、「ドキュメンタリー」と断言してしまわないところが、どうしても、ちょっと卑怯だなぁと思っちゃうからだ。

というか、ドキュメンタリーとしてしまうと、きっと深めるべきネタの多さに、きっと作者は、映画という枠に納めきれなかったに違いない。

それほど、主人公の父を初め、妻、母、おじいちゃん、長男、長女、孫、、、そしてカメラを持つ末娘が、すごく魅力的な家族だった。

なので、人間として、この映画を観て良かった、と思えた。


映画には、一つの家族の終わりと、始まりが、綴られていた。


私の場合、(両親と見たために)今この年で、恋人もいず、結婚もしてなくて、兄弟に子供もおらず、未婚の母でもないので、まだ孫をみる喜びを知らない両親に対して、少々、というか、かなり申し訳なく思ってしまった。

でも、こんな素敵な「終わり」を観た事は、「終わること」への恐怖を、和らげてくれるのではないか・・・・と思った。


そんな映画だった。


『エンディングノート』


タグ :映画

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Posted by ゴンピンたかこ at 22:11│Comments(0)映写室
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